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ファゴットを吹く  
  小武内 茜(おぶない あかね)さん

  ブルーのロングドレスが美しい

ファゴットとピアノのための2つの小品(フランセ作曲) 

演奏者と参加者が、和やかに懇談して、ティータイムは楽しく終了しました。

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パルテノン多摩音楽演奏家派遣事業

楽器の分解の様子を一緒に紹介しているのは、
今回出演者の三人を紹介して下さった、若い
音楽家を育てる会の「音の葉」の長原さん。

オープニングは
  「ラ・ボエーム」より私が街を歩くとき(プッチーニ作曲)
ピアノ・ファゴット・クラリネットの三つの楽器で軽く楽しくオープニングの曲が演奏されました。

ファゴットも5つの部分に分けられます。
これはリードですが、これがボーカルという
細い管の吹き口につきます。次にテナー
ジョイント・ダブルジョイント・バスジョイント・
最後のベルジョイントにベルリングが付きます。

非常に長い楽器で、二つ折りにして135cm、
伸ばすと260cmにもなります。この内側に
管があり、これはボーカルの付け根から一番下
の金属パーツの中でUターンして今度は一番上
まで上がっていきます。一番上に穴が開いて
いてここがベル、音が出るところです。大変湿度
に敏感な楽器です。

秋のティータイムコンサート

〜木管とピアノの響きとともに〜

長原さんは、今回のコンサートはコミュニティ
センターにふさわしいように、プログラムの始め
と終わりに「街」をいれて、工夫してくれました。
若い演奏家たちが、10年後も20年後も、この
ような音楽活動が続けられますように、どうか
皆様ご支援くださいますように!とその願いを
述べられました。


早速に珍しいファゴットに近寄って、触らせて
いただき説明を受ける子どもさん。

ピアニストを囲んでなにやら楽しく歓談する方々。

大きなファゴットもこのように分解されます。
クラリネットは5つの部分に分けられます。
これは吹き口につける リードです。
このリードを一番上のマウスピースに付け
ます。次にバレル(タル)・上管・下管・ベル
となり、キーは24個です。ベルから音が
出ます。

クラナ・デイラというアフリカのタンザニアや
モザンビーク辺りの、サバンナに生えている、
中の芯まで黒い木で作られます。
ショパン作曲 ノクターン第20番「遺作」を演奏する早坂さん。

秋の一日、恒例となりましたパルテノン多摩音楽家派遣事業のコンサートが開催されました。

大勢の観客に囲まれて演奏する若い3人。
クラリネットの
 高岡 真貴(たかおか まき)さん

淡いグリーンのロングドレスで「椿姫」による演奏会用
幻想曲(ロブレーリョ作曲)を演奏。

11月8日(日)
桜ヶ丘コミュニティセンター運営協議会
(法)多摩市文化振興財団

ビゼー作曲 「カルメン」 メドレー。

高岡 真貴:クラリネット
小武内 茜:ファゴット
早坂なつき:ピアノ

アンコール
 シューマン作曲 歌曲「ミルテの花」より 献呈
3つの楽器の演奏でした。

アンコールの後はコーヒーとプチケーキによるティータイム。

演奏者が楽器を分解して特徴を説明してくれました。

最後は ベートーベン作曲
 「ピアノ三重奏曲第4番 “街の歌”より 第2、第3楽章」

自己紹介と挨拶
 早坂さんは、仙台出身でピアノを隣のお姉さんが弾いていたので
 3歳の時から始めました。その後武蔵野音大から桐朋学園大学院で
 学びました。現在は、ピアノソロ、伴奏活動、室内楽で活動しています。

 高岡さんは愛知県出身で、クラリネットを武蔵野音大で学び同大学
 ウィンドアンサンブルのコンサートミストレスに選ばれました。
 現在は、演奏活動や後進の指導をしています。

 小武内さんは新潟県の出身で新潟県立新潟中央高等学校音楽科の
 吹奏楽部でファゴットを吹いて、その後武蔵野音大を卒業。現在は
 東京都・新潟県を中心に演奏活動と後進を指導をしています。
 

ピアノは 早坂なつき(はやさか なつき)さん

ピンクのロングドレスがかわいい

クラリネットを吹くのにはすごく肺活量が
必要でしょうか?などと、やはりお子さんが
興味津々楽器のそばによって質問が多く
されました。