ミニコンサート
モーツアルト、ベートーベン、シューベルトと馴染みのある曲で、その時代を想ったり、
作曲者の心を想像したり、ピアノの響きが様々な世界に連れて行ってくれました。
音楽は世界の言葉
~国々を巡って楽しむピアノの旅コンサート~
上川路さんはモーツアルトのトルコ行進曲や、後半では赤澤さんとの連弾でコン
サートに花を添えてくださいました。
赤澤さんのピアノに対する自由で真摯なお気持ちが、ピアノの素晴らしさを実感
させてくれるコンサートでした。
次のガルッピについては、ちょうどギャラリーで写真展をされていた川崎さんが
ガルッピの生誕地まで行かれ撮影して来られたほどの大ファンとのこと。素敵な
偶然でした。
バッハの平均律からコンサートがはじまりました。1700年頃の音楽が2017年の
この「ゆう」のロビーに少しの違和感もなく流れました。赤澤さんの曲に対する
説明や、プログラムに書かれた作曲者や時代背景も分かりやすく、素直に音楽の
世界に入って行くことができました。
7月 9日(日)
文化・学習部会
赤澤さんは桜ヶ丘1丁目在住の私たちの街が誇るピアニストです。国際アマチュア
ピアニストコンクールの優勝者(2010年)であり、また「ゆう桜ヶ丘合唱祭」には第一回
から出演されている「カシオペア男声合唱団」のリーダーです。
上川路さんは「カシオペア男声合唱団」の専属伴奏者です。
休憩時間に小学生の参加者から赤澤さんに「ピアノが上手になるのにはどうしたら
いいのですか?」との質問がありました。「毎日少しづつで良いから、かならずピアノ
に向かうこと、そのまま続けていると、ある日急に上手に弾けるようになりますよ!」
とのこと。
国際アマチュアピアノコンクールでは最近、今までの優勝者も挑戦できるようになった
とのことで、これから毎年参加して挑戦なさるとのことでした。素晴らしいですね!
アンコールはシューベルトの即興曲でした。
休憩の後はショパン、リスト、ブラームス、最後はドビュッシーでした。時代を追って
のプログラムは音楽の変化なども感じられ、新しい発見もありました。