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 まちづくり事業(虹いろの会) 
  ~認知症になっても自分らしく
        いつまでも住み慣れた地域で暮らすには~
  
   7月13日(金)
   講師 「多摩みらいの会まちのもの忘れ相談室」より
「町田本人会議」より
猛暑の中、認知症の方を迎えて食事会と親睦会を開きました。
            
   本日のメニュー
      ・ポークカレー
      ・豆腐とエビと野菜のサラダ
      ・デザート (カルピスムースのフルーツジェレかけ)
   
       
   大勢の皆さんとお話ししながら美味しく頂きました。
   
   
食後は認知症の方とパートナーによる対談で、二組の方にお話しを伺いました。
お一人目の方は
認知症と診断された時は54才で、もう人生終わったと思いました。人に会うのもいやで家に閉じこもっていましたが、
本人だけの集まる会に参加、皆さんの笑い声に触れて驚き、勇気を得らました。
仲間と出会うことで交友関係が全国各地に広がり、今では依頼を受ければ講演にも出かけています、と話されました。
 
お二人目の方は
認知症のご家族を介護し、見送りました。その後自分も同じようなことをしていると気づき、自ら検査を受けに病院に行きました。自分でおかしいなと気づいたら、怖がらずにできるだけ早く病院に行き早期発見が大事です。
仲間をつくり今を楽しく過ごすことが症状の進行を遅らせることに繋がるのです。共に歩んでくれるパートナーや家族に感謝ですと話されました。
           
         
 
参加者の声
   ・言わなければ認知症を患っているとはわからない。普通に前向きに生活されていることが素晴らしい。
   ・勇気をもってポジティブに生きておられることに感動。お互いが勇気を与えあう環境が大事だと思いました。
   ・認知症の方のお話を直接聞いて、一様に認知症の症状を決めつけてしまうのは良くないと思いました。
 接し方を考えさせられました。
   
他人事でない認知症。認知症になっても 助け合って希望をもって生きることができると、勇気をいただいた講演会でした。 
   多摩市高齢支援課
 多摩市社会福祉協議会
 西部地域包括支援センター
 桜ヶ丘記念病院
 桜ヶ丘いきいき元気センター       
のご参加をいただきました。
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