桜ヶ丘自然だより NO.5
***さようなら、冬の渡り鳥たち***
庭の梅も七分咲き、今年は春の訪れが早いようです。
集団で餌場に来ていたメジロヤシジュウカラも♀(メス)♂(オス)のつがいでやって来るようになりました。
巣作りの準備に入るようです。シジュウカラの♂のツーピッ、ツーピッと甲高い縄張り宣言の鳴き声が街のあちこちで聞かれます。巣箱の清掃、取り付けを急ぎましょう。観察できた越冬鳥名をまとめてみました。
[留鳥]ヒヨドリ、ハシブトガラス、キジバト、スズメ、カワラヒワ、シジュウカラ、ムクドリ、メジロ、オナガ、セグロセキレイ、キセキレイ
[渡り]ツグミ、ウグイス、コゲラ、ジョウビタキ、ヤマガラ、ルリビタキ、エナガ、イカル、シメ、アカゲラ、マヒワ、ホオジロ
以上が桜が丘町内で観察できた野鳥たちでした。次回はここの生態・巣作りの様子などお知らせ下さい。
今年は多摩川の鴨類の種類、数量が少ないようです
イロハ坂を下って霞ヶ関橋より上流にコサギが2羽
下流にはコガモ約20羽、マガモ2羽、カルガモ2羽
双眼鏡を持参すれば鮮明に、なくても観察できます
サギの中でコサギは環境に適応力があり(少量の餌
でよい、フナ、昆虫など何でも食べる)都市周辺に
生き残っていますが、環境の悪化の中では本来の数
百羽での繁殖の姿は永久に見られないと思います。
昨年7月、近くの道路端で巣立ったばかりの2羽の
スズメを拾いました。1週間程ミルオームなどで飼育
しました。花子と太郎と名付け、花子の両足の一部分
と太郎の片足を赤く染めて放しました。去る1月7日
和田中学校近くの芝生に数十羽のスズメの群がいまし
た。その中に両足の赤いスズメ・花子を発見、感激の
再会でした。太郎はいませんでした。それにしても遠
く離れた場所で驚きでした。
☆見かけられたら是非ご一報下さい。
「オナガの観察」:前回オナガの巣作りが多いという記事を 書きましたので、オナガの観察についてお知らせします。 12月5日午後3時頃、3丁目と東寺方との境界で農家 の梅、栗の大木が数本ある林でハシボソカラス2羽と 数羽のオナガが餌の奪い合いをしていたが、オナガの ギェーイ、ギェーイという鳴き声に、友鳥が次々に集まっ てきて、約30羽にもなり体当たり攻撃を始めました。 約20分、さしものカラスも西の空に逃げ去りました。 美しい姿なのにどう猛なオナガは繁殖期以外常に 群れで集団行動をしている。群れの移動でやがて 桜が丘からから姿を消すオナガの観察は今がチャンス。 2丁目の葛城さんよりウグイス10羽位、ジョウビ タキ2羽観察できたとのお知らせがありました。 (オナガ:カラス科オナガ属・生息地・関東地方山梨、長野、 和歌山等ですが、同じ県でも多い所と少ないところがある)
10月10日から11月10かまでに桜丘住宅地区で観察できた野鳥達をお知らせします
@メジロ Aキツツキ Bシジュウカラ Cヤマガラ Dエナガ
以上1、2、3、4丁目で
ジョウビタキ 2丁目で
数人の方々から確認のお知らせを戴きました。
今年は、オナガの巣作りが多かったようです
これからは庭さきに カワラヒワ マヒワ ツグミ等がやってきます