水越先生の「桜ヶ丘自然だより」


「さくら通信」に連載された水越先生の「桜ヶ丘自然だより」をここにまとめました。
1年間を通してお読み頂ければ面白いとおもいます。


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桜ヶ丘自然だより  No.12 10/20     水越 勇 

話題 その1 「1羽のツバメ」

10月1日午後4時30分、夕暮れ近い青空を 西から東南に向って飛ぶ一羽のツバメを観察 しました。我が国には春に渡り鳥として(東京 には3月下旬から4月上旬)やってくる。そし て人家の軒などで繁殖して夏の終わり頃、群れ を作りインドや東南アジアの国々、オーストラ リア北部にまで渡って越冬する。さて、巣立ち がおくれたのだろうか、群れからはぐれた、た った一羽のツバメ、上昇気流に乗って豆粒程に 舞い上がったが、群れに追いつく事は無理だと 思います。少数だが、静岡県の浜名湖畔、京都 の桂川流域、四国や九州にもある越冬地で春ま で頑張ってくれたらいいのだが...。

話題 その2 

10月2日午前11時頃4羽のシジュウカラ が庭にやってきた。美しい羽毛、丸々とふとっ た体、そして、活発な動きを見ていると春に庭 の巣箱から出た幼鳥たちだろう。冬になると、 それぞれ一羽づつになり2月頃よりなわばり を作って良き相手を見つけて、春の子育てに入 るのです。
それにしても、夏の青葉の小枝で色あせた羽毛 と疲れた体をじっと休めていた親鳥はどうし ただろうか。

話題 その3

10月11日快晴、9月上旬の頃の気温とか。 汗ばむ程の暖かい午前10時頃3丁目のYさ ん宅のブロック塀の上でキジバト(ヤマバト、 ハト科キジバト属)の母親鳥がまだ飛べない一 羽の雛に体をふるわせながら餌を口移しに与 えているのを観察する。それにしても二羽いる 筈の雛がなぜ一羽なのか。人や車の通る道路で 人の手が届く目のつく場所にいるのだろう か..。
この夏、2羽の雛がネコにあっという間に、又 カラスに2個の卵が持ち去られたのを目撃し ています。「巣立つまであと一週間!」次の日、 カメラを持って観察に行ったがキジバト親子 の姿はありませんでした。「ほのかなる道草の 花の散るやまに 啼く山鳩のこえの寂しさ」 (斎藤茂吉)がヤマバトの語源でしょうか。

*10月13日夜2丁目の立川さんから足に まきつく釣糸で足が切れそうなドバト発見。  何とか助けたいがどうしたら良いかとの電話 相談。捕獲できるとのことなので、糸を切り足 が切断されてたら獣医さんに..なんともたよ りないご返事で...。元気になってくれれば いいのですが。


桜ヶ丘自然だより    No.11   水越 勇

話題 その1

 「日本の国鳥」をご存知ですか。そうですキジ(キジ科、キジ属)なんです。留鳥として本州の山地、高原、草原、農耕地、雑木林、カラ松やアカマツの疎林、竹やぶなど広い範囲で生息しているが、スギやヒノキなどの人工林などでは見られない。東京では多摩丘陵、皇居、赤坂離宮、明治神宮など、かつては、目黒区、世田谷区、目白、駒込、代々木あたりの大庭園にも生息が確認されている。植物質を好んで餌としている。葉、花、芽、種子、果実などの外、小昆虫まで食べる。
 又、世界の国々の国鳥は、ヒバリ(デンマーク)ツバメ(オーストリア)クジャク(インド)ハクトウワシ(アメリカ)などですが、狩猟鳥になっているのは日本だけの様で残念です。

話題その2

県鳥としてはタンチョウ(北海道)白鳥(青森県)キジ(岩手県) ガン(宮城県)ヤマドリ(秋田県)
キビタキ(福島県)ヒバリ(茨城県) オオルリ(栃木県)ヤマドリ(群馬県)ホオジロ(千葉県)ユリカモメ(東京都)カモメ(神奈川県)などです。以上関東地方まで、又この続きは機会を見てお知らせします。


桜ヶ丘自然だより  No.10 8/20 水越 勇

話題 その1 「青大将見参」

8月6日の夕方隣家にいた青大将(蛇)が我が家に侵入。長 さ1m以上、青白く光沢のある美しい皮、庭石の下にもぐ りこんだ。強い居候が一人..いや一匹同居することにな りました。

話題 その2  「蝉時雨」

今年はセミが多いですね、が挨拶になりました。冷夏の予 想がはずれて猛暑になったのが「せみしぐれ」を生み出し たのでしょう。桜ヶ丘で鳴くセミは【にいにいゼミ】6月 下旬山神社で。【アブラゼミ】7月上旬頃よりいたる所で 大合唱...思わず、うるさい!!この分だと10月まで..。
【みんみんゼミ】町内各所で、数は少ない。このセミは関 西、九州などでは山地で、東京以北では平地、北海道屈斜 湖が北限地でここのものは天然記念物に指定されています。
【つくつくぼうし】8月2日庭を含めて数ヶ所で確認した が数は少ない。【ひぐらし】7月20日山神社で。

話題 その3  「しおからとんぼ」

8月6日4丁目の山本さんから電話がありました。毎年、 しおからとんぼが池に卵を産む様だがヤゴを見た事がない が何故ですかとの質問です。我が家の池にも、水蓮鉢にも 【しおからとんぼ】【やんま】もやって来ますがやごまで 成長できたのは2回だけでした。いろいろな原因の中でも 餌となるプランクトン、水棲昆虫、小魚など自然環境を維 持する困難があるからだろうか。【しおからとんぼ】は日 本全土に分布しており成熟した雄(♂)は白粉におおわれて いる。雌(♀)は白粉がないのでむぎわらとんぼといわれた りします。よく似たものでは【こふきとんぼ】【しおやと んぼ】がいますが、やや小型なので、比較すると判別でき ます。

話題4  「ヒヨドリの3つの疑問」

7月25日2丁目のTさんが地面に落ちていた雛鳥を持っ てきました。全身は親鳥と変わらないが衰弱していて、手 当てをしたがだめでした。8月5日2丁目で、8月13日 3丁目で、塀の上で雌の親からアブラゼミを貰う一羽の雛 を観察しました。まず第1の疑問は卵は4〜5個産むのに 雛は1羽なのか、第2の疑問は花の蜜や山野の果実が餌の 筈なのにセミを食べている。第3の疑問はヒヨドリは漂鳥 として夏は山地の低山帯にいて子育てをし、秋から初冬に かけて数十羽の集団で渡ってくると思っていましたのに、 夏、街中で子育てやセミを襲って食べてしまうなんて...。
大合唱をしていた「アブラゼミ」が突然ピタリと静かにな った時には必らずヒヨドリが近くにいるはずです。すこし ずつ変化している生態系が気になります。

 

桜ヶ丘自然だより  No.9 水越 勇

7/20

話題 その1 「めじろ押し」 朝食後庭のつつじの根元あたりで数羽の小鳥が塊の様になって動いている。よく見ると.....いました。5羽の巣立ったばかりのメジロの幼鳥たちです。大きさは親鳥と同じ位だが、色はスズメと似てるし、特徴のある目の周囲のあの白いふちどりもはっきりしてません。ただ、互いに体を密着させて押くらまんじゅうの群れでいました。この羽根の色も、目の周囲の白さも秋には親鳥と同じになる。初冬の再開が楽しみですね。

話題 その2 「小鳥の平均寿命」 セミとシジュウカラはどちらが長生なのかな。.....
 スズメやシジュウカラは初夏に卵を産み、抱きはじめてから2週間位でヒナがうまれます。親鳥と同じ位の大きさになって巣立つまで約2週間位です。そんなにたくさんのシジュウカラがうまれるのに毎年同じ位しか観察できないのは何故でしょう。そのわけの1つには、多くの小鳥たちの生存率が低いことでしょう。第1に1日百回以上も虫を探して与えなければならないし、巣立ってからもうまく飛べないうちに、ネコやカラスなどに食べられてしまう危険があります。自然界のルールではあるが、林や草のある自然が多い事が少しでも多くの小鳥たちの生存を助けることができると思います。
 さて平均寿命ですが、環境によって差がありますが、スズメは1年3ヶ月位、シジュウガラは1年8ヶ月位、ツバメは1年1ヶ月位で2年以上生きられる小鳥はないようです。だとすれば、今年巣箱でヒナを育てたシジュウガラ。そして遠く南国にわたったツバメが再び古巣に戻ってくるのは一体誰なの? そうです、子供たちです。親から学んだ刷り込み学習がそうさせる・・・この話は次回で又。セミは地中で6年以上、はるかに長命です。

* 小鳥の鳴き声、さっぱりなし。一年中で今が一番鳴かない季節です。親鳥は子育てに疲れた体をいやし、幼鳥は外敵に備えてるためのようです。ただ、キジバト(ヤマバト)だけは毎朝デデッポッポーと元気が良い。条件さえあれば一年中繁殖できる。ムクドリ、ヒヨ、なども少しずつ増加しているようです。今見られるカラスはハシブトガラスで秋、冬になるとハシボソカラスもまじります。(以上桜ヶ丘での観察)


「水越先生の桜ヶ丘自然便り」    No.7 水越 勇

97/05/20
「ホーホーほたる来い、こっちの水は甘いぞ!!」
昨年の初夏に卵からふ化して幼虫になったゲンジボタルは
左の図のようにして成虫となります。100個の卵から成虫に
なれるのは約5%、僅かに5匹位なのです。
ホタルは自然の中では小川や水路の岸辺にいます。何を食べて
いるのでしょうか。実は水も飲まず、何も食べないのです。
水槽で人工飼育したホタルはわずか7日から10日ばかりの命です
自然界の天然ホタルは雨が降れば3日間の短い間です。
ホタルの腹部には気門という呼吸ができるところがあるのですが
水にぬれると窒息死するのです。 ホタルはきっと「こっちの水は
甘いぞ!」なんかに騙されないぞ、...と言っています。


 桜ヶ丘自然だより NO.6            水越 勇

@ 4/13日そろそろ青葉の季節、夏鳥ももうすぐに来るというのに 2丁目下の旧多摩診療所跡の畑地に1羽のツグミを発見、昆虫 を探して食べている。夕方には3丁目下の東寺方公園横の畑で も1羽観察。

 ツグミは冬鳥として秋の10月下旬から11月 上旬にかけて北の大陸から日本海を横断してくる。北海道から 青森県を経て本州を南下するルートもあります。戦前は主に 石川、岐阜、富山、福井、長野、群馬、栃木などの各県でカスミ 網猟として年間約400万羽ぐらい捕獲され食用にされました。

 このツグミは300年前の慶長、元和の頃、美濃国明知の領主、 遠山利景が年々食用として将軍家に献納したというのですから、 なんとも可愛想な小鳥です。

 秋の渡来時には植物の種子、ノイバラ、ナナカマド、マサキ、 ツルウメモドキ、ガマズミ、ニシキギ、マユミ、ヌルデ、 ヤマウルシ、ハゼ、などを食べていますが春には小川などで 蛙の卵、オタマジャクシ、タニシ、トンボのヤゴなどを、又 畑地では、地グモ、ハサミムシ、ゴミムシ、ハエなど昆虫、 幼虫なんでも食べて栄養をつけて北国に帰っていく。
 秋の再会 を楽しみながら、さようならツグミ君。

A ”翔べ、舞え、輝け!蛍、それは自然のバロメーターである。

 今月からホタルの話をお届けします。

 「ゆう桜ヶ丘をホタルの里に」平成3年5月31日、夢の実現 の第1歩を踏み出してより6年たちました。
 「ホタル」と言っても、分類学上からいうと、節足動物門、 昆虫網、鞘翔目、ホタル科に属する昆虫の総称で、世界中で、 約2000種、日本には約40種がいます。

 私たちが身近に 観察できるのは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル オバボタル、クロマトボタル、ムメロイリボタルの6種ぐらい です。この中で一番大きくて一番良く光るのは、ゲンジボタル です。ゆう桜ヶ丘ホタル村では、ゲンジボタルの人工飼育に挑戦 することにしたのです。

 ゲンジボタルは他のホタルと違って、 餌は「カワニナ」という清流にいる貝しか食べません。一匹の ホタルが幼虫から成虫になるまでに平均93.0匹のカワニナが必要 です。ホタル飼育の正否はカワニナの養殖の成功が必要条件に なります。さて、今年のカワニナの成育状況はいい。次回へ・・


桜ヶ丘自然だより NO.5

♪♪ もう春ですね ♪♪♪          水越 勇


3月8日早朝庭で突然「ホーホケキョ」ウグイスの美声に驚かされました。
ケキョ.ケキョ.ケキョといわゆる谷渡りがなかったのは警戒をしていなかった からか。(谷渡りは警戒の意味)ウグイスは足利将軍の室町時代から盛んに飼育 され応任の乱に若狭の守が戦場でウグイスの鳴き声を楽しんだとか。
徳川時代には 将軍にはウグイス飼育の「お鳥掛」なる役職がありました。

○シジュウカラは巣箱探しで忙しい。やっとお気に入り巣箱が決っても、雀が 邪魔をする。チュン.チュン.と小声で鳴く可愛いスズメですが.... 困ってしまいます。巣材はシジュウカラは苔、ヒヨやオナガは鳥の羽や小枝 キジバトは小枝で簡単なものです。スズメやシジュウカラは5月初旬から中旬に かけて雛が巣立ちます。

○食性と野鳥:桜ヶ丘住宅地は食物資源が豊富なために野鳥の種類、数ともに 市街地としては多い。樹木が昆虫の幼虫を養い、シジュウカラなど多くの野鳥 たちの雛を育てる食物となっている。

原峰公園などにあるエゴノキ、コナラ、アカマツ、ガマズミ、マユミ、クヌギ アズマネザサ、ムラサキシダ、クリなどの植物が多くの幼虫などの生活の場所に なっている。ツバメなどは1日平均100キロも飛び続け餌を運びます。今年は 何処で巣作りがみられますか、皆さんからのお知らせをお待ちしています。

≪昨春メジロの営巣を2丁目の大原さん宅で観察。メジロは市街地で雛を育てる 事など不可能な筈ですが....≫


桜ヶ丘自然だより NO. 4

1997/02/20
                            水越 勇

***さようなら、冬の渡り鳥たち***

庭の梅も七分咲き、今年は春の訪れが早いようです。
集団で餌場に来ていたメジロヤシジュウカラも♀(メス)♂(オス)のつがいでやって来るようになりました。 巣作りの準備に入るようです。シジュウカラの♂のツーピッ、ツーピッと甲高い縄張り宣言の鳴き声が街のあちこちで聞かれます。巣箱の清掃、取り付けを急ぎましょう。観察できた越冬鳥名をまとめてみました。

[留鳥]ヒヨドリ、ハシブトガラス、キジバト、スズメ、カワラヒワ、シジュウカラ、ムクドリ、メジロ、オナガ、セグロセキレイ、キセキレイ

[渡り]ツグミ、ウグイス、コゲラ、ジョウビタキ、ヤマガラ、ルリビタキ、エナガ、イカル、シメ、アカゲラ、マヒワ、ホオジロ

以上が桜が丘町内で観察できた野鳥たちでした。次回はここの生態・巣作りの様子などお知らせ下さい。


桜ヶ丘自然だより No.3

1997/01/20
                   水越 勇

  1.  一年中で最も寒いこの季節、庭に餌場を作り野鳥を
    観察してみませんか。
    メジロ(ミカンやサツマイモ)シジュウカラ(ヒマワリの種)
    カワラヒワ、キジバト、スズメ(パンくず)ヒヨドリ
    (ナンテンの実、ツバキの蜜、他)

  2.  大栗川霞ヶ関橋より1月14日観察

    今年は多摩川の鴨類の種類、数量が少ないようです
    イロハ坂を下って霞ヶ関橋より上流にコサギが2羽
    下流にはコガモ約20羽、マガモ2羽、カルガモ2羽
    双眼鏡を持参すれば鮮明に、なくても観察できます
    サギの中でコサギは環境に適応力があり(少量の餌
    でよい、フナ、昆虫など何でも食べる)都市周辺に
    生き残っていますが、環境の悪化の中では本来の数
    百羽での繁殖の姿は永久に見られないと思います。

  3.  スズメの花子との再会:

    昨年7月、近くの道路端で巣立ったばかりの2羽の
    スズメを拾いました。1週間程ミルオームなどで飼育
    しました。花子と太郎と名付け、花子の両足の一部分
    と太郎の片足を赤く染めて放しました。去る1月7日
    和田中学校近くの芝生に数十羽のスズメの群がいまし
    た。その中に両足の赤いスズメ・花子を発見、感激の
    再会でした。太郎はいませんでした。それにしても遠
    く離れた場所で驚きでした。

    ☆見かけられたら是非ご一報下さい。


    桜が丘自然だより NO.2   No.69 平成8年12月20日号

    「オナガの観察」:前回オナガの巣作りが多いという記事を
    書きましたので、オナガの観察についてお知らせします。
    
    12月5日午後3時頃、3丁目と東寺方との境界で農家
    の梅、栗の大木が数本ある林でハシボソカラス2羽と
    数羽のオナガが餌の奪い合いをしていたが、オナガの
    ギェーイ、ギェーイという鳴き声に、友鳥が次々に集まっ
    てきて、約30羽にもなり体当たり攻撃を始めました。
    約20分、さしものカラスも西の空に逃げ去りました。
    
    美しい姿なのにどう猛なオナガは繁殖期以外常に
    群れで集団行動をしている。群れの移動でやがて
    桜が丘からから姿を消すオナガの観察は今がチャンス。
    
    2丁目の葛城さんよりウグイス10羽位、ジョウビ
    タキ2羽観察できたとのお知らせがありました。
    
    (オナガ:カラス科オナガ属・生息地・関東地方山梨、長野、
    和歌山等ですが、同じ県でも多い所と少ないところがある)
    
    

    No.66 平成8年11月22日  桜ケ丘自然だより   no.1

    桜丘に冬鳥達がやってきました

                   水越 勇 (日本野鳥の会会員)

    10月10日から11月10かまでに桜丘住宅地区で観察できた野鳥達をお知らせします

    @メジロ Aキツツキ Bシジュウカラ Cヤマガラ Dエナガ
    以上1、2、3、4丁目で
     

    ジョウビタキ  2丁目で

    数人の方々から確認のお知らせを戴きました。
    今年は、オナガの巣作りが多かったようです
    これからは庭さきに カワラヒワ マヒワ ツグミ等がやってきます


    ★自然環境部会では季節の折々の表情をお伝えしていこうと計画しています
     皆様からの情報をお待ちしています


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